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「おい飛龍、好き勝手言われてるがどうなんだ?」

「あ、ああ……」

声を掛けられて我に返った時、不意に違う声がした。

「何を盛り上がっているの?」

皆が息を飲み、不思議そうに首を傾げる輝夜の方を見る。

「随分盛り上がっているみたいだけど、何の話?私で力になれる事は無いの?」

「輝夜、お前寝ていたのではないのか」

焦りを顔に出さずに飛龍が言うと、輝夜は呆れたように答える。

「隣のお部屋であれだけ騒がれたら、誰でも起きて来るわ。それで、何の話をしていたの?楽がどうとか言っていたけれど」

どうやら何の話し合いをしていたかは知らないらしい。

そう考えて飛龍は息を吐き出し、素早く言い訳を口にする。

「別に大した事ではない。お前が来たから、今夜は宴でもしようというだけだ」

「まあ、それなら隠さなくても良いのに」

怪訝そうな顔をした輝夜は、急に納得したように身を乗り出した。

「もしかして飛龍、また笛を聴かせてくれるの?」

「なっ……」

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