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此処まで読んで下さった方、有り難うございます。

大変長くなりましたが、私的竹取物語『Cynthia』、楽しんで頂けましたでしょうか。

因みにタイトルの意味は『月の女神』です。

幸せに繋がる竹取物語を目指しましたが、この作品のベースになっているのは古事記です。

竹取物語が現在の形として伝わる前の元となったお話という設定ですので、時代は遡っています。

帝と月の姫を中心に、黄泉下りや天の岩屋戸などのお話を織り交ぜてみました。

実は輝夜が月読だったというのも、天照については女神として有名で記述も沢山あるのに、月読についてはほとんど無く、実は性別すらはっきりしないという記述を読み、じゃあ輝夜を月読にしちゃっても良いじゃない!という思い付きからです。

この辺りの発想が、私らしいというか何というか。

気が強いという性格は、古典のかぐや姫と通じると思います。

古典のかぐや姫は、意外と気が強いお姫様なのです。

帝も姫も、折角ですし一気に活動的に設定してしまいました。

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