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小さな水の流れを見付けて、そのほとりに腰を下ろす。
大分歩いたから体は疲れているけれど、足の痛みよりも自分の無力さが辛い。
微かに音を立てながら流れる川を見詰めて微笑む。
(慰めてくれているの?有り難う。私も水になりたいわ)
全てを鎮めて大地を流れる水に。
この優しい静謐に、いつか辿り着けたら。
(ねえ、こんな時は貴方ならどうするの?)
問い掛けるのは、まだ遠い空の下にいる筈の自分の希望。
会えないと分かっていても、会いたくて。
どんな話を聞いても、信じていたくて。
(貴方は今、どうしているの?)
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Reservoir Amulet