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「ほら、勇。お客様」
ひかりがそう紹介した男性は、顔を上げてこちらを見た。
「お帰り、勇。バイト頑張っているようだね」
「先生……。どうして此処に」
呆然と尋ねると、穏やかな声が返って来る。
「急に雨に降られてしまってね。傘を持っていなかったものだから」
「急にって、天気予報で雨降るって言ってただろ」
「おや、そうだったかな?」
「勇、立ってないで座ったら?」
お茶を運んで来たひかりに言われて、勇はようやく鞄を置いて腰を下ろす。
ひかりは勇の前にコーヒーで満たされたカップを置き、ポットを取り上げて客の方を見た。
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Reservoir Amulet