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三人は息を潜め、ゆっくりと空き地に近付いた。

物陰に隠れて様子を見守っていると、誰も一言も発しない異様な雰囲気の中で突然に変化は訪れた。

集う人々の姿が一瞬にしてどろりと崩れる。

緑色のゼリーのようなモノが空き地に満ち、やがて再び人の姿を構成し始める。

その瞬間を逃さずに、三人は飛び出した。

それぞれが手にした小型の刃物を振るい、次々に斬って行く。

手に伝わる独特の感触、体に降り掛かる緑色の液体、鼻につく異臭。

それらを全て受けながらも、斬り続ける。

やがて自分達の他に動くモノが無くなると、再び静寂が辺りを支配した。

しばらくの間黙ったまま立ち尽くしていた燎が、いつもより低い声で言う。

「……支部に連絡する。後の処理もあるしな」

「真宵ちゃん、大丈夫?」

気遣うように尋ねた悠也に、真宵は自分の頬を服の袖口で拭いながら応じる。

「ええ。問題ありません」

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Reservoir Amulet