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「……あの、五十嵐さん」
しばらくの沈黙の後、真宵が戸惑いがちに口を開いた。
「どうしていつも、そんなに優しくして下さるんですか?」
「……どうして、かな」
真っ直ぐに見詰めて来る瞳から目を逸らして呟く。
何気無く見上げた空には、星が瞬いている。
いつか二人で話した事を思い出して、思わず口元が緩む。
美しい景色を見て感動出来るなら、人と同じだと彼女は言ったのだ。
戦う必要も無い、共存の道も探せると。
その言葉が、どれ程嬉しいものだったか。
真宵は分かっているのだろうか。
どれ程、救いを与えてくれているのか。
その無意識の優しさに、どれ程惹かれているのか。
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Reservoir Amulet