07


窓から射し込む月明かりに浮かび上がる姿。

すらりと背が高く、少し長めの髪。

前髪が微かに掛かる瞳が細められる。 

それはよく見知った、少し自信が無さそうな微笑と同じで。

「…………」

何も言わないまま、手を伸ばして銃の引き金を引く。

自信が無さそうな控え目な微笑みが、歪んだものに変わった。

そして、その場に崩れ落ちる。

「か、華原さん!少し位躊躇ってくれても……」

「どうしてですか。迷っていては駄目と、以前から貴方が仰っていたでしょう」

「それはその通りなんだけどさ」

実際に目の前で自分と全く同じ姿をしたモノが顔色一つ変えず撃ち殺されるのを見るのは、少なからずショックだった。

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Reservoir Amulet