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真宵は口を挟む気にもなれず、二人の話を黙って聞く事にした。

「さては華原さんが気になってたんだろう?しつこい男は嫌われるよ」

「その言葉、そっくりそのままお返ししますよ。何年も未練がましく片恋慕していたのは、何処の誰ですか」

「そのねちっこい性格、ちっとも変わらないね」

「…………」

何だか不毛な言い争いのような気がする。

端で聞いている分には、何だか。

「いい大人が仲良く兄弟喧嘩しているなんて、何だか微笑ましい……」

思わず思考が口からこぼれてしまった真宵は、二人の視線を受けてはっとした。

「……貴女も結構言いますね」

「あっ、すみません。つい」

「悪意が無いから、余計応えるよ……」

二人は暫しダメージを受けていたが、やがて気を取り直した。

「とにかく、こんな所におびき寄せた理由は何?」

「戦い易いよう、舞台を整えて差し上げただけですよ」

至高は上品に腕組みをして続ける。

「この建物の中に現在地球上にいるモナダの全てが集まっています。故に、全てを倒せば人類は守られる」

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