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「情報は集まって来てはいるが、何事も目で確かめてみなければ分からない。さすがに全ては無理だが、回れる所は回ってもらわねばね」
「それでも、かなりの数。……何か見付けてくれるかな」
「多分な。相手にもよるが、あの二人は頼りになる」
相手は未知の存在。
こちらに分が悪いのは確かだ。
それでも、あの二人なら。
「これで少しでも仲良くなってくれれば、更に良いよな」
「どうかな。今頃、二人でお昼でも食べてると思うけど」
哀しみや苦しみだけじゃなくて。
生きている事は、歓びや幸せにも繋がるのだから。
願っても罰は当たらないだろう。
ささやかな幸せを。
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Reservoir Amulet