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きっぱりと否定した真宵に苦笑しながら説明する。
「メニューに一番大きく載ってたから頼んでみたんだよ」
「そうですか」
興味無さそうに頷いた後で、毒を吐く。
「貴方が何を食べようと、私には関係ありませんので。どうぞ何でもご自由に注文なさって下さい」
「そうだね。じゃあ、この苺プリンを二つ頼もうかな」
「……どうして二つなんですか」
「え?だって華原さんも食べるだろ?」
当然のように答え、店員を呼んでプリンを注文する。
言葉できつい事を言っていても、やはり女の子らしく可愛いと思う。
「何をにやにやしているんです?」
「別に、何でもないよ」
この役目を与えてくれた卓に感謝しなくては。
やはり一緒に時間を過ごす事の意味は大きい。
真宵の方は不本意かもしれないけれど。
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Reservoir Amulet