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「でもまあ、これだけ大規模な支部なら成り代わって潜入される事を予想して、チェックが厳しくなるのも分かるけど」
「本人の姿から性格まで、完璧にコピーするという話ですから」
「その通りよ。今は中心が第二支部になっているとはいえ、こっちの軍事情報が敵にだだ洩れなんて、洒落にならないでしょ?」
突然知らない声が会話に加わって来て、二人は驚いて足を止めた。
廊下の先を見ると、男性用の軍服を凛々しく着込んだ女性が歩み寄って来た。
「初めまして。貴方達ね?第二支部からお越しのペアは」
至聖と真宵が姿勢を正して名乗ると、女性は満足そうに頷く。
「礼儀正しくて結構ね。さすが冴凪さんの所の子達だわ。あ、私は第一支部所属の日暮(ひぐらし)里沙(りさ)よ。お二人の案内を仰せつかってるの。宜しくね」
そう言ってから、並んで立つ二人を交互に見る。
「ふーん。こうして見ると、普通のカップルにしか見えないわね」
「カッ……!?」
思わずむせた至聖に、里沙は意外そうな目を向けた。
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Reservoir Amulet