08
支部に着き、ラウンジのドアを開ける。
「お帰り」
「……常々思ってたんだが」
顔を上げて迎えた悠也の後に、燎が深刻そうな顔で口を開く。
「この部屋を、ラウンジなんて洒落た呼び方をするのはおかしくないか?」
「いきなりどうでもいい話題を振らないでくれないかな」
苦笑を浮かべた至聖を無視して、真宵はつかつかとテーブルに歩み寄る。
「報告はお聞きですね?」
「ああ」
卓が腕組みをして頷くと、一気に室内の空気が張り詰めた。
「目の前にモナダが現れ、華原君の姿を模写されたと」
「はい」
「写されて無事でいるなんて滅多に無いぜ。良かったな、何事も無くて」
「うん。良かった」
頷いた悠也は、立ち上がって真宵の頭を撫でる。
「……どうも」
複雑そうな顔をしながらも、真宵は特に何も言わずに話を進めた。
「警告だと思いますか?」
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Reservoir Amulet