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「俺に似ていた?ふうん、そうですか」

「迷惑な話だな。まあ、お前じゃないって事は分かったんだから良かったけどな」

燎はほっとした顔で至聖の肩を叩いた。

「私達はそれで良くても、納得しない連中もいるだろうが」

「……落ち着いてる。至聖、何か心当たりでも?」

探るような目を向けながら、悠也が尋ねる。

「どうかな。不確かな事は言えないし」

「まだ疑念が完全に晴れた訳ではないのに、そんなにのんきで良いのですか」

厳しい口調で言った真宵に、思わず苦笑を浮かべる。

「俺にはどうしようも無いからさ」

「そうですか。ではしばらくの間、私が貴方を監視します」

「……え」

至聖が聞き返す間も無く、真宵は何処からか手錠を取り出した。

そして至聖の腕を掴み、有無を言わさず自分の手首と繋ぐ。

「か、華原さん!?今、何処から出したんだい、これ!」

手首に掛かる冷たい感触に、今更ながらに焦る。

「手品師のようだね、華原君」

「へえ。華原って見かけによらず過激な事するんだな」

「真宵ちゃん、かっこいいー」

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