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口々に感心する皆を余所に、真宵は淡々と宣告する。

「不審な動きがあったら、すぐに報告させて頂きますので。くれぐれも、無理矢理外そうなどとはなさらないように」

「だ、だけどさ、君は女の子なんだし……。色々問題があるんじゃないかな」

「では男性と手錠で繋がれたいのですか?変わった趣味ですね」

軽蔑を込めた視線を向けられ、至聖は益々焦る。

「そうじゃないけどさ。第一、君はいいのかい?俺のこと、嫌いなんだろ?」

「嫌いですよ。しかしパートナーに疑いがかけられていては、何かと不便ですから。貴方と私は嫌でも行動を共にする事が多いのですから、丁度良いでしょう」

じゃらりと手錠の鎖を鳴らして続ける。

「私は嫌いな貴方を庇ったりはしませんので、怪しいと思ったら容赦はしません。宜しいですね?」

挑むような瞳で訊かれたが、もう選択の余地は残されていないような気がする。

至聖は周囲の意味有りげな笑顔を気にしつつも頷いた。

「……分かったよ。宜しく」

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