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「ええっ!?」

頷いた真宵に、至聖の方が驚いて声を上げる。

「なっ、どうして五十嵐君がびっくりするのよ?」

「だって、華原さんが……俺を信じてるって……」

まだ信じられずに口に出した至聖へ、怪訝そうな瞳が向けられた。

「自分のパートナーを信じられずに仕事が出来るとお思いですか?」

「……そ、それはそうだけどさ」

「貴方は確かにちゃらちゃらしていて、いかにも軽そうです。しかし、側にいる誰かを裏切ったり傷付けたりなんて出来ない。そうでしょう?」

褒められているのか、そうではないのか。

彼女の心は見えないけれど、嬉しいと思った。

疑われるような事態にも、落ち着いていられるのは。

こんな風に、当然の如く信じてくれる人達がいるからだろう。

この信頼に、ずっと応えて行ける自分で在れたら良いけれど。

彼等を裏切らない自分で在れたら良いけれど。

これから、どんなに状況が変わっても。





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