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歌い飛ぶ鳥が滅んでしまったのも。

怪鳥が生み出されたのも。

此処まで荒廃が進んでしまったのも。

いつか自分達の業が返って来ると忘れた驕りの為だ。

そう分かっていて尚、こうして命を手に掛けるのは。

分かっていながら繰り返すのは。

大きな矛盾に満ちた行為なのかもしれない。

世界を動かす秩序に抗おうとするのは愚かでしかないだろう。

このままでは人間は滅ぶ。

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