いつから、こうして戦い続けているのだろう。

もう自分でも分からない。

月明かりに浮かび上がる巨大な影を見上げて、太刀の柄を握り直した。

攻撃の気配を感じ、素早くかわす。

顔のすぐ横の空気が裂かれる音が聞こえた。

かわした速度を生かして体を返し、振り上げた太刀を下ろす。

手応えはあったが、まだ終わりではない。

怯んだ様子を見せたものの、すぐにその獰猛な目を光らせる相手を見やって息を吐く。

最低でも後三度は斬る必要がありそうだ。

次は何処を狙おうか。

そう考えた時、全く違う方向から殺気を感じた。

驚いて目を向けると、息を弾ませた娘の姿が見えた。

その手には、月の明かりを受けて白く光る刀が握られている。

そして、その瞳は真っ直ぐに巨大な影を。

妖魔【ようま】を見据えていた。

娘は刀を構え、迷わずに走り出す。

一閃。

月光に、冴えた輝きが反射した。

切り落とされた妖魔の腕が、アスファルトを転がる。

突然の参戦者に驚いている場合ではない。

機を逃さず、続いて斬り掛かる。

耳に胸に響く断末魔。

音を立てて倒れた巨大な体へと、太刀を手に歩み寄る。

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Reservoir Amulet