戦いの夜.03
「ここ最近、急にあれが強くなってさ。おまけに集団で出る事が多いから、正直手を焼いてるよ。でも、有り難いのは」
息をつき、辺りを見回しながら続ける。
「此処を襲っては来ない事かな。どうしてかは分からないけど、この中にいれば安全だから。もしも倒せなくても、怪我をしても、此処まで逃げられれば助かる」
そう言うと、霄瓊の方に視線を戻して笑ってみせた。
「だから、そんな顔しないで笑ってよ。霄瓊ちゃんは笑顔が一番似合うんだし」
「……はい」
「うんうん、やっぱり可愛い女の子の笑顔が最高の癒しだな!」
満足そうに頷いてから、静嵐を見てにやりと笑みを浮かべる。
「おっ?どうした、静嵐。不機嫌そうな顔だなあ。もしかして妬いてるのか、このこの!だったら俺を見習って気の利いた言葉を言ってみるんだな」
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Reservoir Amulet