戦いの夜.07


何匹目かの生き物を倒し、長く息をつく。

体を動かして戦っているのは自分ではないし、疲れた顔など絶対に見せたくない。

霄瓊は額に浮かんだ汗を拭いながら、微笑んで静嵐に目を向けた。

「さあ、次に行きましょう」

静嵐がしようとしている事は理解しているつもりだ。

じりじりと人の暮らしを脅かす生物を、出来る限り倒す。

悪いのは生き物達ではないと分かっているし、無闇に命を奪う行為はいつか自分に返るという事も分かっている。

けれど、もうそうして行く事でしか人々を守れない。

確実に滅びへと向かう動きを少しでも留めて。

その間に、未来を変える術を。

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