戦いの夜.20


不意に、空から冷たい雫が落ちて来た。

一瞬見上げてから、急いで静嵐に上着のフードを被せる。

自分も同じようにしてから、ひりつく雨に体温を奪われないよう静嵐を上着で包む。

更に寄せた体は益々熱く、呼吸も荒い。

応急処置だけでは取り切れなかった毒と、傷の為か。

絶対に助ける。

此処で貴方を見捨てたりなどしたら、もう二度とやり直せない。

降り注ぐ痛みの雨の中、遠くなりそうな意識を繋ぎ止めるのは。

倒れそうな体を突き動かすのは。

ほんの一瞬交わった瞳と、続いて感じた体温。

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Reservoir Amulet