戦いの夜.22


熱で朦朧としている中、自分が知らない自分に出会う。

いつしか死を、終わりを願っていた。

何の為にこうしているのか、此処にいるのか理由を見付けられないままで。

ただ、時だけが残酷に退屈に過ぎて。

白い壁で囲われた部屋、ゆるゆると流れる時間。

そんな日常に、ある日大きな変化が訪れる。

それは本当にささやかで、他愛の無いものだった。

けれど、自分の全てが変わった。

その一筋の光が射し込んだだけで、色の無い世界が鮮やかに色付いて。

明日を待つ幸せを、朝に目覚める希望を教えてくれた。

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