クリスマス.16


アパートの部屋に帰ると、霄瓊は嬉しそうにテーブルの上にツリーを飾った。

「何だか、これだけでクリスマス気分を味わえますね。有り難うございます、静嵐」

それから、買って来た食べ物に目をやって溜息をつく。

「でも、静嵐と一緒にお買い物をするのは私には刺激的過ぎました」

「何故だ」

「全然悩まないで買って行くので。静嵐は決断力に優れているんですね」

真剣な顔で何やら分析を始めた霄瓊の方に、静嵐が皿に移したチキンを押しやった。

「さっさと食べて、体力を付けろ」

実際に霄瓊は倒れないのが不思議な位、こちらでも未来でも働いているのだ。

「あ、はい。ご馳走になります」

テーブルの上には、チキンの他にも道々買って来た料理が沢山並んでいる。

霄瓊が食べるのを確認してから、静嵐も料理を口に運んだ。

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