鎖.03
考えながら無意識に手を動かした霄瓊は、服の上から硬い感触に触れて息をつく。
クリスマスの夜に静嵐から渡された箱の中に入っていたペンダントだ。
雑貨屋で気にしていたのを見ていて、わざわざ買ってくれたのだろうか。
突然クリスマスを祝ってくれたのも、全て。
自惚れてはいけないし、そんな事を考えるのも許されないと分かっているけれど。
胸で揺れる、小さな二つの翼が確かにあるから。
隠し通さなくてはならない本当が、何かの切っ掛けで明らかになりそうで。
もしもそんな事になったら、貴方は。
近くて遠い姿を見上げながら、改めて気を引き締める。
勝負の行方は、まだ分からない。
どうしても捨てられない願いの為、出来る事をしなくては。
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Reservoir Amulet