鎖.05
「て、店長さんっ?どうしてこんな所に」
「何をしに来た」
黒曜は静嵐の睨みにも少しも動じずに、相変わらず穏やかに言った。
「様子を見に来たんですよ。最近色々あったみたいですし、ね」
二人を交互に見て意味有りげに笑い、更に付け加える。
「元気が無いと訊いていたから、心配したんですよ」
「…………」
更に凄みを増した目で睨み付ける静嵐と微笑む黒曜を見比べて、霄瓊がおずおずと口を開いた。
「あの、お二人は知り合いなんですか?」
「静嵐は僕の部下ですから。いつも部下がお世話になっています」
「え、ええっ!?そうなんですか?」
黒曜は霄瓊の驚きを余所に、思案するように顎に手を当てる。
「女性には優しくするよう指導したつもりなんですが、この静嵐ではさぞ辛い思いをしたでしょうね。すみません。まさか静嵐が、こんな幼気な娘さんと契約するなんて考えていなかったものですから」
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Reservoir Amulet