報いの雨.03


「こんばんは。いやー、霄瓊ちゃんはいつも可愛いね。羨ましいぜ、静嵐。このこの!」

そう言いながら、相変わらず仏頂面の静嵐を肘で突く。

近付く者を威圧する雰囲気を纏う静嵐に、此処まで気安く出来るのはこの湧碕位だろう。

「ったく、何でお前はそういつも可愛い娘とか美人を連れて歩いてるんだよ。ずりーよなあ。俺だってかなりイケてると思うんだけど。なあ霄瓊ちゃん」

「え?ええと、はい」

いきなり返答に困る話を振られ、慌てて霄瓊が頷く。

「余計な事を話すな。それより最近はどうだ」

「な、何だよ!親友の話を余計とはひどいだろ!」

「人の質問に答えろ」

「その前にモテる方法教えろよ。そうしたら答えてやらないでもないぜ?」

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