報いの雨.04


静嵐は表情を変えずに淡々と自分の用件を進めようとするが、見事な程に無視される。

霄瓊も最初の内は静嵐と自称静嵐の親友、湧碕との噛み合わない会話に驚いた。

しかし、今ではもう慣れている。

静嵐が話にならないと言うように息を吐き、霄瓊を見た。

その視線を受けて霄瓊が口を開く。

「あ、あの、湧碕さん。最近の様子はどうですか?」

「おっ、霄瓊ちゃん!よく訊いてくれたな。実はさ……」

揚々と話し始める湧碕に、静嵐が僅かに苛立ちを見せながら腕組みをする。

その様子を気に掛けながらも、霄瓊は湧碕の話に耳を傾けた。

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