秘密.08


日毎に夜毎に、そう祈り続けたけれど。

その祈りは届かなかった。

或いは、やはり神なんていないのか。

霄瓊は日を追うごとに、明らかに弱って行った。

会いに行っても、眠っている事の方が多くなった。

時折起きていても、ベッドからは出られない様子だった。

それでも顔を見ると笑って、元気そうに見せようとしているのが逆に痛々しかった。

『どんなに絶望的な状況だとしても、笑っていれば驚く程容易く越えて行ける事もあるんですよ』

以前語っていた通りに、彼女は笑顔を崩さない。

何かしてやりたかった。

何も出来ない自分がもどかしかった。

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