秘密.13
これを尋ねるのは恐ろしかった。
そうだと肯定されてしまえば、認めざるを得なくなる。
それでも、本当の事を知らなくてはならないと思った。
医者は苦しそうに顔を歪め、手にしていたファイルを差し出した。
「私からはとても説明出来ない。これを読んでくれ。本来なら極秘だが、君には知っていてほしい。彼女を心から大切に想っているようだからね」
此処に人知れず留められていた霄瓊の真実。
決して自分からは話そうとしなかった秘密。
こうして知る事を、彼女はどう思うだろうか。
しばらく悩んだ後、受け取ったファイルを開いた。
もう彼女の口から語られる事が無いのなら、せめて真実を知っておくべきだと考えたからだ。
それが、どんな内容だとしても。
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Reservoir Amulet