秘密.17
もう、言葉も出なかった。
どうしてこんな事が許されているのか。
霄瓊は何も悪くないのに。
『お願いです、貴方は生きて』
誰にでも許されている筈の生きるという、ただそれだけの権利さえ彼女には無かった。
どれだけ自由に生きていたかっただろう。
あの瞳に、自分はどれ程愚かに映っていただろう。
意志一つでどんな風にも生きて行けるのに、それを自ら捨てようとしたのだから。
それでも、こんな自分に彼女は生きてと願ったのだ。
霄瓊こそ、生きるべきなのに。
生きて、笑って、話して。
存在していてほしい。
もう一度、会いたい。
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Reservoir Amulet