秘密.18


承服出来ない理不尽さに対する怒りは、日々大きく燃え盛って行った。

そして、いつしか願っていた。

もう一度、霄瓊に会えるのなら全てを捧げると。

彼女が生きてくれるなら、自分なんてどうなっても良いと。

そんな事を考えていると知ったら、霄瓊は悲しむだろうとは思ったけれど。

それでも、怒りも願いも全てを燃え尽くす強さで。

自分ではどうする事も出来なかった。

神なんていないと知ったから、何に祈れば良いかも分からないまま。

日毎に夜毎に、願い続けた。

そして遂に、それを聞き届けた黒い悪魔が舞い降りた。

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