決意.08
「……そうですか」
二人の視線を受けて、黒曜はふっと笑った。
普段口数が少ないから、語る言葉に重みが増すのだろうか。
これなら、自分が案ずる必要など無さそうだ。
彼等なら、きっと道標となってくれる。
かつて自分には出来なかった事さえも、叶わなかった夢でさえも、彼等ならばきっと。
希望を込めて二人を見詰め返し、確認の為に尋ねる。
「では君達は、これからどうするつもりですか?」
「決まっている」
迷う事無く静嵐は口を開き、霄瓊が続ける。
「今までと変わりません。未来を、変えます」
言い切った口調は力強く、必ずやり遂げるという決意に満ちていた。
- 245 -
[*前] | [次#]
しおりを挟む
表紙へ
ページ:
Reservoir Amulet