決意.14
「静嵐」
不意に繋いだ手に力が込められた。
大きな瞳が真っ直ぐに見詰めて来る。
「貴方も私も、それぞれが道を選んで此処まで来ました。例えそれが、大きな流れの中の一部であるとしても、その事実に変わりはありません」
逆らえない流れの中の一雫と消え去るとしても。
それでも存在していた事には変わりは無い。
「そして私達はこれからも、何があっても自分で選んで」
「未来を、変える」
言葉を続けて、視線を交わす。
そうだ、例え何があっても。
この想いは本物だ。
何ものにも侵させはしない。
自分のして来た選択を、無になどさせない。
- 251 -
[*前] | [次#]
しおりを挟む
表紙へ
ページ:
Reservoir Amulet