決意.14


「静嵐」

不意に繋いだ手に力が込められた。

大きな瞳が真っ直ぐに見詰めて来る。

「貴方も私も、それぞれが道を選んで此処まで来ました。例えそれが、大きな流れの中の一部であるとしても、その事実に変わりはありません」

逆らえない流れの中の一雫と消え去るとしても。

それでも存在していた事には変わりは無い。

「そして私達はこれからも、何があっても自分で選んで」

「未来を、変える」

言葉を続けて、視線を交わす。

そうだ、例え何があっても。

この想いは本物だ。

何ものにも侵させはしない。

自分のして来た選択を、無になどさせない。

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