05
ビルに入ると、相変わらず明るい声が三人を迎えた。
「よう!静嵐に霄瓊ちゃん、それに黒曜さんも!よく来てくれたな。いつもの事だけど、大した持て成しも出来ないで悪いな」
湧碕はそう言いながら、妙に興味深そうな目で静嵐と霄瓊を見た。
「この前会ってからそんなに経ってないけどさ、何だか雰囲気変わったな」
鋭い指摘に、二人は驚いて思わず顔を見合わせる。
「特に静嵐!あんなに尖ってたのが、今はちょっと丸くなってるぜ。何かあったのか、このこの!」
変化に対するその聡さは、静嵐の親友を自称するだけの事はあると思えた。
霄瓊は感心しながら口を開く。
「湧碕さん、こちらの方は何かお変わりはありませんか?」
「ん?んー、そうだなあ」
口ごもった湧碕が、ふっと表情を引き締めた。
「この前の狩りで、かなりの数の怪我人が出た」
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Reservoir Amulet