寄り添う翼.22
古本屋の奥にある黒曜と美鈴の自宅で夕飯を食べた後、再び外に出る。
ゆっくりと色々な事を話していた為、夜は深く更けていた。
「家族は、心配していないか」
「街をゆっくり見たいから遅くなるって言って来ましたから。でも、一応連絡しておきますね」
鞄から携帯電話を取り出した霄瓊を見て、静嵐が短く言う。
「今夜は泊まるって言っておけ」
「はい」
霄瓊は携帯を操作しながら素直に頷き、それから初めて意味に気付いたように顔を上げた。
「えっ?あの、泊まるって何処に?」
「俺の家」
当然という口調で静嵐が答えると、霄瓊は白い頬を紅潮させて首を振る。
「せ、静嵐。それは、色々とまずいかと……!」
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Reservoir Amulet