報いの雨.21
しばらくの間痛みを伴って降り続いた雨は、二人がビルに帰り着く頃には上がっていた。
服に付いた水滴を払って中に入ると、湧碕が迎えた。
「よう、お二人さん。お帰り」
「ただいま戻りました。三匹、倒して来ましたよ」
霄瓊の報告に、湧碕は嬉しそうに笑みを浮かべる。
「それは助かるよ。後で場所を教えてくれる?皆で運ぶからさ」
「はい、勿論です」
この時代には、食糧も物資も限られている。
毒を持つ巨大な生き物達も、それを補給する貴重な源となる。
「と言っても、此処から近くですからすぐに分かるかもしれませんけど」
「近く……か」
湧碕は一瞬だけ深刻な表情で繰り返したが、すぐに調子を変えて言った。
「じゃあ、人を呼んで来るよ」
「あ、はい。私達もお手伝いします」
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Reservoir Amulet