護り人.05


例え体調を崩したとしても、此処には医者もいない。

少しの事でも命に関わるかもしれないから、無理はさせられない。

霄瓊は微笑んで続ける。

「狩りは、私達に任せて下さい」

「……霄瓊ちゃんって、変わってるよなあ」

驚いたように見返して、湧碕がしみじみと呟く。

「普通女の子って、戦いとかそういうの嫌がるもんだと思ってたけど」

「え?そうですか?」

「少なくとも、今まで静嵐が連れてた娘はそうだったよ。あ、悪い意味じゃなくて」

「…………」

余計な事を言うなとばかりに睨み付ける静嵐に向かって片目を瞑る。

「良い娘を見付けたな、静嵐」

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