護り人.10
『良い娘を見付けたな、静嵐』
確かに、泣いて嫌がる事もせずに自分から動いてくれるのは、手間が省けて助かる。
力を使う時に見せる強さも、戦いの際には役に立つ。
けれど、何かが引っ掛かる。
刻印の力を使えば使う程死に近付くと、霄瓊も分かっている筈なのに。
恐れる素振りを見せずに、自分から動く態度を変えないのは何故か。
考えると、何かが引っ掛かる。
それは霄瓊の独特の気配とも関係があるのか。
この荒廃にも自分の身の危険にも揺るがない心とも。
或いは。
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Reservoir Amulet