護り人.25


水が滴り落ちる髪を乱暴にかき上げながら階段を上がる。

人の未来を左右する鍵。

それが彼女自身であった以上、何としても失う訳には行かない。

不本意ではあるが、何者にも傷付けられる事の無いよう守らなければ。

そして、その力を利用して人間が滅びる未来を変える。

どうすれば良いのか、まだ分からない事は多いけれど。

それでも前には進んでいる筈だ。

それなのに、何故か気分が優れない。

嫌なものを見たという気持ちが拭えない。

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Reservoir Amulet