護り人.26


それは気に入らない娘を守らなければならなくなったせいなのか。

今も地下の水底で眠り続ける少女の存在を知ったせいなのか。

それとも。

「わっ、静嵐!どうしたんですか、びしょ濡れじゃないですか!」

急に声がしてそちらを見ると、霄瓊が駆け寄って来た。

心配そうな顔を見詰めて息を吐く。

やはり同じだ、水の中の少女と。

「……静嵐?」

不思議そうに名を呼ばれて目を逸らした静嵐の頬に、そっと布が当てられた。

「風邪、ひかないようにして下さい」

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