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静嵐は腕を取られて強引に立たされた。

すると由貴が突然、羨望の眼差しを向けて来た。

「すっげー!静嵐さん、何を食べたらそんなに大きくなれるんですかっ」

「…………」

「教えて下さいよー、なあなあ!っていうか、俺に半分身長下さいっ!」

両手を合わせて頼み込まれても困る。

大体半分も身長を分けたら、こっちは霄瓊よりも低くなってしまうではないか。

「確かに大きいですよね、静嵐」

霄瓊が穏やかに言った。

「それに私を軽々と持ち上げてしまう位、力持ちですし」

「あっ、そうだったよな!いいなあ、クールで大きくて力持ち!俺も真似してみようっと」

由貴は無表情になると、低い声を出した。

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