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「頑張って下さいね、静嵐。静嵐は主人公ですけど、湧碕【ようき】さんや店長さんの方が好きだという方がいるんです。今こそ、主人公としての威厳を見せ付けましょう」

「そうそう!負けたままじゃ面白くないしなっ」

「…………」

別にどうでも良い。

どうでも良いが、あの二人に負けるというのは、やはり腹が立つ。

「せ、静嵐?何か目の色が変わったような……」

「おっ、静嵐さん!負けず嫌いなのか!?よおし、燃えて行こうなっ!」

かくして狭いアパートの一室で、決めポーズの研究は続いた。

由貴は相変わらず楽しそうに笑顔で。

静嵐は益々眼光を尖らせて。

霄瓊は固唾を飲んで。

時が経つのも忘れ、皆は没頭した。





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Reservoir Amulet