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元気に手を振って揚々と帰って行く由貴を見送った後は、いつも通りの静けさが戻った。

結局、丸一日は由貴と共にいた事になる。

いつからこんなに付き合いが良くなったのかと、自分自身に驚く程だ。

しかし霄瓊が楽しそうにしている手前、追い返したり自ら出て行ったり出来なかったのは確かだ。

こんな筈では、無かったのだが。

考えている内に時は過ぎ、寝る時間になった。

狭いワンルームのアパートで、いつものように布団を敷く。

静嵐は床に敷いた布団で、霄瓊は壁際の小さなベッドで寝るのが日常だ。

「じゃあ、お休みなさい。静嵐」

そう言った霄瓊が、ベッドから身を乗り出して壁のスイッチを押す。

そして闇と静寂が二人の空間を支配する。

暗くなった室内で、それぞれが布団に入る音と息遣いが響く。

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