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「俺は梨藍が、静嵐さん達は詩織ちゃんが書いてるんだよな!」

すっかりくつろいだ様子の由貴が、お土産らしい紙袋を霄瓊に手渡しながら言った。

「はい、そうですが……。あの、由貴さん。これは?」

「姉ちゃんが、遊びに行くなら持って行った方がいいって選んでくれたんだ!饅頭に羊羹!」

「あ、有り難うございます。わざわざすみません」

頭を下げた霄瓊は、由貴の分のお茶を用意する為に台所に向かった。

それを見た由貴が、声を潜めて話し掛けて来る。

「なあなあ、静嵐さん。霄瓊ちゃん、可愛いですねっ」

「…………」

「当然、昨日のクリスマスもいい感じに過ごしたんですよねっ。実のところ、霄瓊ちゃんの事をどう思ってるんですかっ?」

「…………」

答えない静嵐の腕をつついて続ける。

「照れないで教えて下さいよー。なあなあ!」

「…………」

何だろうか。

先程から覚える、この妙な既視感は。

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