05
今は、彼女は一人じゃない。
それがとても嬉しかった。
毎日泣きながら学校に行っていたあの頃を知っているから尚更。
世莉が笑っていてくれるのが何より嬉しい。
(そうだよ、キミは優しくて皆に愛される存在なんだ)
どんな時も。
自分が彼女に惹かれたように。
(ねえ世莉ちゃん。キミは幸せになってね)
こんな小さな自分にも優しさを惜しむ事無くくれたから。
幸せになってほしい。
悲しみより歓びが彼女に降り注ぐよう。
祈るから、どうか。
自分に出来る事は、きっとそれしか無いから。
祈り続ける。
あの微笑みに、優しさに幸いを。
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Reservoir Amulet