01
授業中も、世莉は何だか落ち着かなかった。
朝に会った名前も知らない少年の事が、ずっと頭から離れない。
あれから会っていないからきっとクラスも違ったのだろう。
そう思うと何故か少し寂しかった。
大切な何かを、忘れているような気がする。
もう一度会えれば、思い出せるかもしれない。
そう思っても、廊下ですれ違う事も無かった。
よく考えれば何年生なのかも聞いていない。
学年が違えば、校内で会う機会はあまり無いかもしれない。
けれど、それでも会いたい。
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Reservoir Amulet