02


午前中の授業が終わると、世莉はすぐに立ち上がった。

「あれ、世莉?どうしたの。ご飯食べないの?」

いつも一緒に昼食を食べているクラスメートが不思議そうに声を掛けて来る。

「あ、私ちょっと用事があって。先に食べててね」

そう言い残して教室を出る。

会ってどうしたいのか分からない。

何を話せば良いのかも。

それでももう一度会えたら、この胸のざわめきの理由も分かるかもしれない。

世莉は一つ一つ教室を覗きながら歩き出した。

ただ一人の姿を求めて。





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Reservoir Amulet