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今はただ、優しい日々を。

ある穏やかな晴れた日の午後、私は曲作りの為に幸希さんの部屋を訪れていた。

しばらく集中して歌詞を考えていた私がふと顔を上げると、幸希さんはソファーで寝息を立てていた。

毎日忙しいみたいだから疲れているのだろう。

そういえば幸希さんの寝顔を見るのは初めてだ。

以前此処に来た時、私が眠ってしまった事はあったけれど。

よく考えたら人の部屋に来て寝てしまうのは失礼だったのではないだろうか。

あの時はとてもそんな事にまで気が回らなかった。

今更ながら恥ずかしくなって慌てて首を振る。

幸希さんが私をどう思っているのかは、まだ分からない。

いつもは見せない痛みを知っているから、私もまだ言えない。

けれどいつかは。

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