gamestart.13


いよいよゲームの予選が始まる日がやって来た。

ゲームは二チームごとに別れてトーナメント制で行われる。

この予選で勝ち進んだチームが、本戦に出れる。

弱いチームは此処でほとんど落とされるだろう。

蒼達はゲームの為に用意した武器の感触を確かめながら、会場となる劇場で前のチームの戦いを見ていた。

勝敗が決まり、四人の番が来る。

「準備はいいか、華憐」

蒼が華憐の方を向いて尋ねた。

「……うん」

華憐はいつに無く鋭い光を宿した瞳で頷くと、三人の方に向き直った。

「私は自分に出来る事を精一杯頑張るね。だから、どうか皆も無茶はしないで」

「僕達の事なら心配いらないよ」

「そうだ。俺達は負けない」

「ああ、その通り。あんたも負けるつもりは無いんだろう?」

- 105 -






[*前] | [次#]

しおりを挟む


ページ:



Reservoir Amulet