dreamland.12


そして、しばらくの間考えてから続けた。

「私、やっぱり一緒にいない方が良いのかもしれませんね」

「何でですか?」

「その目的を果たすには、私はお邪魔な気がします」

真剣な華憐の口調に、蒼が思わず笑みを浮かべる。

子供のくせに、変な所で気を遣う娘だ。

「俺の方から誘ったんですから、そんな事気にしないで下さい。それよりも、着きましたよ。此処で食事にしましょう」

蒼は落ち着いた雰囲気のレストランの前で立ち止まる。

「俺はよく来ますから、味は保証しますよ」

「あ、はい」

ドアを押し開けた蒼に続いて、華憐も中に入った。





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