solitaryfight.27
(うん、きっとそうだよね。ゲームの事とかで、大事な用があるんだね)
納得して顔を上げた時、三人がリビングに入って来た。
「ただいまー、華憐」
「今帰った」
「あ、お帰りなさい!」
信武が手に持っている袋を少し持ち上げて見せる。
「遅くなってごめんねー。これ、お土産」
「わあ、有り難う。美味しそうな匂いだね」
「かなり人気のある店のようで、並んでいたらこんな時間になってしまった」
「それをおかずにして夕飯にしようよ」
そう言ってから、信武は華憐に聞こえないように小声で付け足す。
「いやー、でも驚いたなあ。まさか蒼が、休日に一日中家にいるなんてね。どうだった?華憐と過ごす休日は」
「どうもこうも、掃除にこき使われて災難だったぞ」
「あはは、華憐らしいね。でも、たまには良いんじゃない?そんな休みも」
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Reservoir Amulet